先日、ある特別支援学校の卒業生とこれから入学する生徒やその保護者の交流会があり参加させて頂きました。
卒業生の中の1人のAさんは4月に社会人4年目を迎えます。みんなの質問にも丁寧に答えてくれますし、とても礼儀正しい人です。病院の食堂での調理補助の仕事に就いていますが厳しい先輩もいるけど、毎日が楽しいそうです。健康管理もバッチリで、毎日 徒歩で通勤し、休日にはジムに通っているそうです。
私はAさんのことを中学生の頃から知っています。中学までは普通校に通っていましたが、いろいろとトラブルがあったそうです。ゆっくりとした話し方なので一般の生徒たちの会話に入れなかったり話しかけても無視をされたりと悲しい思いもしました。人が大勢いて賑やかなのが苦手なので、支援学校の時は朝の通勤・通学のラッシュを避けた早朝に出発するという毎日でした。
それでも3年間 頑張って通い友達もでき、今では一緒に買い物やカラオケに行ったりできるようになりました。
支援学校の生活がAさんには合っていたんですね!
これは障害がある人もない人も同じで、自分を理解してくれる(認めてくれる)環境で過ごすということは、幸せを感じるということだと思います。家庭、学校、職場、すべてにおいてです。
そしてそれは自信になり、表情を明るくし、ポジティブにしてくれます。
Aさん、これからもその素直さを大事にして頑張ってくださいね!ずっと、応援してますよ。
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