毎月第1金曜日に岡西公民館で開催される「発達障がい定例座談会」の報告です。
もっと語りたい!もっと学びたい!語れば気持ちが楽になり、みんなで悩めばヒントが見つかるかも知れないというコンセプトで開催され、興味を持つ方が集まり私も毎回出席しています。
今回は小中学生の話題が中心でしたが、私も発達障がいの息子を育てた経験の中ではこの時期が一番しんどい時期だったので親御さんの訴えがとてもよくわかります。中でも一日の大半を過ごす学校での生活は本当に安心できる場であることを強く望んでいましたが、この頃の子供たちはある意味とても残酷で周りになじめない息子に対しての風当たりは強くよく担任の先生に訴えていたのを覚えています。こんなこと言うとモンスターペアレントみたいに聞こえるかもしれないけど、この担任の先生と密に連絡を取り合うのはとても重要であるし、家族もやることやってからでないと学校側も真剣になってはくれません。それにいじめがエスカレートして問題が大きくなってからでは遅いと思うからです。
信頼関係を作るのが1番ですがなかなか現実には難しく、先生方の発達障がいへの知識の欠如から子供たちがつらい思いをしているという残念な結果も少なくありません。元々発達障がいの子供を指導する教員自体が少ないのでリタイヤされた方にお願いしたら、給料が安いからと断られたという信じられない意見もありました。
「行政関係も発達障がいに関しては熟知されていません」というショッキングな意見も参加された元関係者から出ました。詳しいことはわかりませんが、なんか大人の事情があるんですかね・・・。それか自分に関係のないことには無関心ということなんでしょう。確かに発達障がいって100人いれば100通りの症状があるしなかなか理解されにくい障がいです。でもどうにかしたいと我が子を思って駆け回っている家族を、自分の担当ではないとたらいまわしにし、行く所ごとに同じ説明を何度もさせられ結局なんの収穫もなしなんてこと普通にありますからね。
とはいっても中には頼りになる方もいます・・・稀に(笑)そんな方に当たると本当にラッキーです!!
そんな方が増えるように、当事者である私たちがもっと声を大きくして訴える必要がありますね。
今日のコメントに対する批判の声もあるとは思いますが、現実にこんな噂があるということを真摯に受け止め、その道のプロとして、人間として恥ずかしくないように仕事を全うしてもらいたいです。
発達障がいの子供を持つ親は、日々格闘してます!!我が子の居場所と可能性を求めて・・・。でも頑張り過ぎるあまりメンタル面、健康面で支障が出る人も実際には多いと聞いています。
私も、自分ができることからやっていかないといけないなぁと改めて思ったし、今回の定例会はとても勉強になりました。定例会では一般の方同士の情報や意見交換の他に、専門の方をお招きして勉強会なども今後は予定しているそうなので、興味のある方は足を運んでみてください。
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